「この国の森林を守り、育て、将来につなげていきたい」

そんな思いからSATO COMPANYは、国産の木材活用を積極的に活用した事業を展開しています。

50年ほど前。先人たちは後世に資源を残すためにスギやヒノキなどの苗木を植えました。今、収穫期を迎えているのはそうした木々たち。成熟して、今は”木材”として使えるようにまでなりました。

木材になることで、今まで多くの二酸化炭素（CO2）を吸収してきた木々はその役目を終えたとも言えます。木は刈られ、伐ったところに若い苗木を植えることで、この若い木がCO2をたっぷりと吸収するようになり、自然環境をよくしていく自然のサイクルがまた動き始めます。地球環境及び持続的な世界に貢献するのです。

一方で、この自然のサイクルを継続させるためには、人の手によるケアが必要です。勝手に循環してくれるものではありません。ところが、現在、日本の森林の手入れが十分にできなくなってきている状態が続いています。外国からの輸入木材の流通が過度に増えており、国内の林業従事者が苦境に立たされているためです。

私たちが産業活動や日常の生活を通じて大気中に排出し増やしたCO2を、同じく私たち自身の力で減らさない限り、地球温暖化は止められないのではないでしょうか。地球環境保護の面からも、日本の木材が活用され、循環されることは非常に大切な問題だとSATO COMPANYは考えています。

こうした日本の森林の活性化の課題を多くの人に知っていただき、かつ収穫期を迎えた日本の木材を積極的に活用していただけるように活動することがSATO COMPANYのSDGs活動です。

私たちの声や力は小さいかもしれません。でも、私たちにできることはパレット事業だけでなく、さまざまな木材の活用法を提案することなど、きっと多いだろうと思います。それを追求し続けることが私たちの想いです。